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老人ホーム福寿園は、昭和55年の創設以来、高齢者福祉の担い手として様々なニーズに対応してきました。
とりわけ日々提供している“食”については、「家庭的であたたかい食事作り」をモットーに、30年以上のノウハウを活かし、
お年寄りに喜んでいただいています。今回はその中から77品を紹介させていただきます。
どのメニューもお年寄りに好まれる食材を使い、やわらかく食べやすい栄養満点のものばかりです。
簡単な手順にカロリー表示、健康効果、管理栄養士からのワンポイントアドバイスも掲載。
また、食べ物を飲み込む力が弱くなったお年寄りのためのやわらか食の基本的な作り方も紹介させていただきました。
ぜひ、ご家庭で福寿園の味を作ってみてください。

レシピ本のポイント

ポイント1:シンプルでわかりやすい表示だから使いやすい!

健康効果・食材の旬・管理栄養士のアドバイスなど食べる人のことを考えたポイントもおさえています!

ポイント2:4つのカテゴリ分けでバリエーションも豊富!

魚のおかず

健康によいとされる魚介類をもっとたくさん食べましょう!お魚料理のレパートリーが広がれば食卓がとても豊かになります。お肉とお魚は交互に食べるくらいがよいです。

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肉のおかず

肉はたんぱく質を多く含み、たんぱく質は筋肉や血液を作るのに必要な栄養素です。不足すると貧血や筋力、免疫力の低下などを引き起こすため、とても重要な栄養素です。

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>野菜のおかず

野菜は旬の時期に食べてこそ意味があるもの。夏は体を冷ます野菜、冬は温まる野菜をおいしく食べられる工夫をしましょう。

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その他のおかず

ふだんよく使う食材もちょっとした工夫で目先をかえたおしいさをたのしめます。

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ポイント3:やわらか食レシピ付き!

福寿園流やわらか食とは…

やわらか食とは、食べ物を飲み込むことが難しくなったお年寄りのための食事です。
そして、ここでご紹介するのはただ単に食べ物を細かく刻んでしまうのではなく、できるだけ形のあるものを安全に食べていただくために、福寿園が試行錯誤して作った独自のやわらか食です。
固さはおおむね上あごと舌で軽くつぶせるくらいです。口当たりがなめらかで、食事介助が必要な方にも、スプーンの背でつぶしてバラバラになりにくく、口の中に入れた時に安心です。長いもや白はんぺんを加えるので、栄養価も高く、食の細いお年寄りにも最適です。
また、フードプロセッサーがあれば基本的な作り方は同じですので、肉や魚の種類に関係なく味付けの工夫しだいでいろいろなメニューをお作りいただけます。
やわらか食を必要とされている方がお近くにみえましたら、参考にしていただければ幸いです。

福寿園の“食”へのこだわり

社会福祉法人福寿園は、昭和55年愛知県田原市に全国でも珍しい視覚障害者の専門施設、養護盲老人ホームを開設しました。
以来、大家族の理想郷をつくり、からだの不自由なお年寄りのお母さんになってあげたいという創始者の思いのもと、「家庭的であたたかい食事作り」をモットーに食事を提供し、お年寄りに喜ばれてきました。
そして、そのノウハウは30年以上高齢者の“食”に携わってきた「福寿園の食」のブランドとして、施設が増えた現在も引き継がれています。例えば、毎食時使用される食器は、手にとった時に温もりが感じられるよう開設当初より陶器を使用しています。

そして、季節や料理にあった器に彩りよく盛り付け、温かい料理は温かいうちに召し上がっていただくために配膳にも気を配ります。また、季節感のある旬の食材をできるだけ使い、だし汁はかつお節、昆布、煮干しを使用、砂糖は中双糖、白糖、醤油は濃い口、薄口、白醤油を使い分け、さらに天然塩、はちみつ等で食材に合わせた味付けに心がけています。健やかに生活していただく施設として、健康面にも配慮しつつご利用者が満足できる家庭的な食事作りを目指しています。

そして、施設で行われる多くの行事、新年会、節分祭、ひな祭り、端午の節句、七夕祭、敬老祝賀会、クリスマス会などでは、いつもより品数豊富な行事食がふるまわれます。口取りからはじまり煮物盛り合わせ、洋皿からデザートまでお年寄りに季節の料理を満喫していただいています。お正月は施設で手作りしたおせち料理を一人ひとりの重箱に詰めて提供し、お正月を施設で過ごすお年寄りにとって楽しみのひとつになっています。
また、朝食にパンを希望される方が増えたこともあり、平成21年に開設した当法人の障害者就労継続支援センターのぱん工房より、焼き立てパンを週2回福寿園の各施設へ配送し、数種類の中からお好きなパンを選んでいただき大変喜ばれています。
さらに、福寿園では食べ物を飲み込む力が弱くなったお年寄りのためのやわらか食にも取り組み、試行錯誤の結果、現在では長いもや白はんぺんを使った独自のやわらか食も定着してきました。
最後に、今後もお年寄りの健康状態や障害、食事形態、嗜好等にできる限り対応し、「福寿園の食」を提供していきたいと思います。

ご購入について

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定価1,100円(税込) サイズ:B5/頁数:96P(オールカラー)

お申し込み先/お問い合わせ

社会福祉法人 福寿園

住所:〒441-3413 愛知県田原市六連町神ノ釜9-3 TEL:0531-27-0008 FAX:0531-27-0828

※本冊子は福寿園の各施設でもお買い求めいただけます。受付にてお申し付けください。

発刊にあたって

世の中にあらゆるレシピ本が溢れていますが、多くは健康やダイエット向けのもので、高齢者向けのものはあまりみうけられません。
最近の国の統計によれば、わが国は高齢化率23.1%(65歳以上人口)という世界でも例をみない速度で高齢化が進んでおり、2030年にはおよそ3人に1人が高齢者という状況が予測されています。この超高齢社会にどう対応していくかが日本の大きな課題であることはいうまでもありません。

さて、社会福祉法人福寿園は、昭和55年の創設以来、常に高齢者へのサービスを専門とし、介護を中心とする様々なニーズに対応してきました。とりわけ食事については、多くの事業所が、コストや効率性の面から外部委託している所が多い中、当法人では、創始者である故山田都企子の強い信念のもとに、食事は高齢者にとって一番の楽しみであり、健康や長寿の源であるとし、すべて直営方式つまり自前で食事を作っています。
現在では、全事業所で一日4,000食以上の食事を高齢者に提供し、喜んでいただいています。といっても、内容はレストランで出るような特別な食事ではなく、あくまで家庭での食事が基本であり、その上で季節感のある旬の食材を最優先に使用し、栄養満点で飲み込む力が弱いお年寄りに食べやすい食事作りにこだわっています。

常にお年寄りの声を直に聞き、30年以上高齢者の“食”を考えてきた福寿園のノウハウと人気メニューをご紹介させていただきます。ご家庭で高齢者の食事作りをしている方、福寿園の味のファンの方々、ぜひこのレシピ本をご活用いただければ幸いです。

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